2016年8月4日木曜日

CF-RZ4 と Venue 10 Pro と T90 Chi を比べてみました

先日、とあるフリマサイトを覗いていたところ、Panasonic の10インチ2in1ノートPC CF-RZ4が出品されていました。地元のヨドバシカメラなんかには発売当初から常に店頭展示されていて、管理人もとっても気になっていたのですが、何しろ高すぎて手が出ない・・・。現行モデルは既にRZ5となっていますが、筐体自体はほとんど変わっておらず、そのコンパクトさと軽さは現物で十分体感できました。

出品されていたRZ4の価格は、パッと見る限り決して安くはありません。オークションでの落札相場を調べてみても、それらよりも少しだけ高い感じです。程度は良さそうでしたので、とりあえず値段交渉からと、よくよく調べてみると・・・どうやらプレミアムエディションと言うヤツらしいです。店頭販売モデルとの違いはと言うと、

 ・CPUが Core M-5Y10に対しCore M-5Y70を採用
 ・メモリが4GBに対して8GB(オンボードなのであとから増設不可)
 ・ストレージが128GB SSDに対して512GB SSD

と、まぁこんなところ。

それに加えてLTE内蔵モデルで、外観には目立つ傷無し(一か所だけ小さな凹みがありましたが)、そして驚いたことにBIOSやストレージの使用時間を調べてみると稼働時間が70時間以下って・・・なんだか非常に勿体ない!

そんな訳でちょっと無理をして(^^; 我が家に迎え入れることにしました。

さて、これで手元にはサブノートとして10インチの DELL Venue 10 Pro と8.9インチのASUS T90 Chi に加え、この Panasonic CF-RZ4 の計3台となりました。折角なのでこの3台の大きさなんかを比較してみます。

 大きさは同じ10.1インチでもVenueよりもRZ4の方が一回りコンパクトです。幅で1cm程度、奥行きはVenueの本体から飛び出しているヒンジ部分がそのままRZ4よりも大きくなります。特に幅で小さくなっているのが地味に好感触。だって100均で買ったポーチがVenueだとギリギリ過ぎて使い難かったんですもの・・・

重さは1,300g台のVenue(キーボード込)に対し780gを切るRZ4と、実に500g以上の差がありました。ちなみにT90が720g程度ですので、RZ4と比べても違いは判りませんでした。

コンパクトさでいえばT90の圧勝です。ただ通信手段は内蔵していませんので、ネットを利用する前提で持ち運ぶにはモバイルルーターも必要となり、そう考えるとLTE内蔵のRZ4の方が軽くて済みます。しかしながら、モバイルルーターを含め、このコンパクトさはT90ならではと言ったところで、管理人の中ではT90のアドバンテージはまだまだ揺るぎません。

今度は3台を縦横に並べてみました。
T90のコンパクトさは歴然としていますね。Venueもシッカリとした作りやたわみ無く打ち易いキーボードなど、とっても気に入ってはいるのですが、RZ4が完全に「上位互換」的に全てを上回っているため、どうやら近々お役目御免となりそうです。

そうそう、こんなに優秀なRZ4ですが、出所はビジネスモデルですのでスピーカーがモノラルなのです。Venueはステレオで音も結構良かったので、その点についてはVenueの勝ちですね。

今まではベッドサイドにテントモードにしたVenueを置いて、寝る前に動画なんかを見ていましたが、これからはT90で観ることになりそうです。管理人的にはT90もなかなか良い音だと思っています。

自炊のコミックなどは高解像度(WUXGA 1920x1200)ディスプレイのVenueが担当でしたが、これからはRZ4がその役目を担います。今までは必要な自炊データをmicroSDカードにコピーしてVenueで使っていましたが、RZ4は512GBのSSD内蔵なので、60GBくらいあった自炊データを丸ごと内蔵ストレージにコピーして、これからはRZ4で管理もすることにしました。
出張のお供には今までのVenueに変わりRZ4を持って行くことになりそうですので、ある程度の普段の環境を丸ごとRZ4の中に作ってしまおうかと考えています。

それにしても使い始めて直ぐに、VenueとRZ4の違いは(値段も含めて)かなり体感する事ができました。肝となるCPUや足回りのストレージなど(値段も含めて)「同じ土俵ではない」と感じます。安定感も違いますし、当然レスポンスも違います。一番驚いたのがLTEへの接続にかかる時間です。Venueですとモタモタ・・・と、「あ、何か通信してる?」「あ、承認された?」「お、繋がった?」みたいな感じでしたが、RZ4ですとクリック一発「接続しています!」なのです。レビューなんかを眺めていても「直ぐに繋がる」と言うコメントを良く見かけていたのですが、これはモバイルルーターでの接続と比べて「本体のみで通信できる」と言う表現なのだと思っていたのですが、実際には本当の意味で「直ぐに繋がる」と言う事でした。LTEを自動接続にしておけば、出先でもPCを開いてスリープから復帰した瞬間にネットできる状況になります。これには正直驚きました。

決してVenueが悪いんじゃない、RZ4が良すぎるんだ!

そんな感じでちょっとカルチャーショック気味の管理人でした。

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