2016年8月29日月曜日

スクーターを入れ替えました

ここ数年下駄代わりに乗っていたスクーターを入れ替えました。
当然中古ですが、即日お持ち帰りとか・・・(^^;

乗っていたのはスズキのアドレス110という原付二種のスクーターです。
10年以上二輪から離れていたのですが、公共交通機関のみの生活を始めるとやはり少々不便だったもので、5年位前に手に入れました。何てったって最後の2ストロークエンジン搭載のスクーターですから、当時としてはかなりパワフルだったスクーターですね。まぁ普段の足とは言いながらも、色々とイジったりして、すっかり昔の感も取り戻せた気がします。最初は「スクーターにしてはちょっと大柄」と感じていたボディも、今じゃ「小さくて軽い」と感じる様になりましたし。

元々は市内をチョロチョロするつもりで入手したのですが、それでも何度か日帰りのツーリングにも出掛けました。山登りに行く時も、登山口まではスクーターで移動です。荷物も結構積めますし、すっかり管理人のパートナーとなりました。下駄の変わりですとソコソコ良いスクーターです。小さくて軽くてシート下の荷室もかなり広い。しかし、ガソリンタンクが小さく100km位毎に給油しなくてはならなかったり、小排気量の2ストロークエンジンという事もあってか、山坂には弱い印象です。急こう配なんかは20km/h位まで落ちることもあって、それ程キツくない峠の登り坂でも長く続くと40km/hが限界だったり。平地で速度も60km/hまでなら最強なんですが・・・

そんな不満もチラチラと有って、そろそろあれやこれやと消耗品の交換時期も来ていて、そんな折、某オクを覗いていたら二輪も結構出品されていまして、その中でちょっと変わったスクーターを発見しました。早速現物を見せてもらって、その場で購入→当日登録渡しとなりました。

それがコレ、グランドディンクと言う台湾製のスクーターです。何ともモビルアーマー的な昭和生まれをビシビシと刺激するフロントマスク。これで赤ければ3倍くらい早そうなイメージですが、白いコイツを真正面から見ると、どうも某妖怪執事に見えてくる不思議。

エンジンは当然4ストロークで排気量は125ccと150cc、そして250ccの3種類ありますがボディは全て同じです。お店には同じ白色で各排気量が揃っていましたが、見た目はエンブレムの違いでしか判断できませんでした。150ccと250ccは軽二登録となってしまうので、管理人は原二登録可能な125ccをチョイス。一番安かったってのもありますけどね。エンジンが掛かることを確認して、整備無しの現状渡しで頂戴してきました。

ちなみに150ccと250ccの車両は距離も全然走っていなくてとても程度が良かったこともあり、150ccなんてメーターは1,500kmくらいしか回っていなくて、思わずもうちょっと頑張って軽二で選んじゃおうかとも考えた位でした。

入手したこの125ccは約17,000km走行済みの車体で、程度はそれなりでしょうか。大きなコケ傷みたいのは有りませんが、よく見ると全体的に艶っぽくなかったり、樹脂パーツが色褪せていたり。どうやら屋外保管だったようで、マフラーやボルトに錆が出てますし、シートも一部表皮が傷んでいます。まぁ、この辺をコツコツとメンテしていくのがまた楽しいんですね。

その日の夜にはナンバーが付きましたので、早速試乗を兼ねてのお持ち帰りです。各部のメンテは帰ってからなので、大人しく走ってるつもりなのですが・・・いやぁ、アドレスと比べると、これは全く別の乗り物ですね!ボディが大きく重くなっているのですが、エンジンがそれ以上にトルクフルで乗り易い!2ストロークのアドレスはアクセルをガバっと開けて60km/h位まで一気に加速するのですが、この状態でアクセルの開度は既に8割位です。放っておけば70km/h位まで徐々に加速し、アクセルを全開にするとそこからジワジワと90km/hくらいまで伸びて行くのですが、ディンクの場合はアクセルの開度が1/3位で60km/hまでグググッと加速、60km/hの定速走行だと2割位のアクセル開度で済んでいる様です。アドレスとディンクの重量差は約40kgで馬力はディンクの方が3馬力程出ています。アドレスから乗り換えて直ぐの感想は、完全に1クラス上の走りでした。これならツーリングも楽そうですね。

ディンクを入手するにあたって、色々と下調べをしておきました。一応海外メーカーという事で、バーツ類の入手経路だとか。
そんな中、セッティングに関する内容で、ウェイトローラー(WR)を150cc用に換装するとフィーリングが良いという情報を見つけました。ディンク乗りの中では定番らしいので、もちろん今後のメンテナンスメニューに組み込む事にしたのですが・・・

ノーマルの125ccは60km/hの定速走行では8,000回転位をキープするらしいのですが、ウチのディンクは6,000回転をキープしていました。あれ?もしかしたら前オーナーが既にWRを150cc用に変えているのかもしれません。なんだかちょっとラッキーな感じ!
その他のメンテナンスメニューはと言うと、ベルトは20,000km程度で交換するものらしいのですが、互換品だと10,000km持たないものも有る様ですので、ここは純正を奮発しようかと思っています。まぁ、まだ3,000km程度猶予はありますし。
オイル交換はエンジンオイルとミッションオイルを今週末にやるつもりです。
できればWRの状態も確認しておきたいのですが、少々特殊な道具が必要そうなので、とりあえずベルトの痛みさえ確認出来ればって所ですかね。
あとはエアフィルターの状態を確認、こちらは乾式みたいなので吹いておけば延命可能?状態を見てから発注しようかと思います。
フロントスクリーンやライトが黄ばんで来ていますので、これもコーティングし直さなければなりませんね。
シートのポジションとシート生地の張替もしたいところ。張替は冬場の内職で・・・とも考えています。
アドレスからリアケースを移植して。うーん、後は何だろう?

今シーズンも乗れるのはあと二ヶ月程ですが、とりあえず紅葉シーズンには間に合いそうです。




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