2015年6月9日火曜日

ASUS TransBook T90 Chi を2週間使ってみて

以前のエントリー「ASUS TransBook T90 Chiがとっても気になる」で、とっても気になっていたWindowsタブレットですが、結局その数日後にはヨドバシで現物を触ってみて、その夜には公式ASUS OUTLETで発注してしまいました。届いた商品はアウトレットと言えども化粧箱の角1箇所が数ミリ程度潰れていただけで、あとは全くの新品と変わりません。それでいて数万円安いというのはとっても魅力的。もちろんメーカー保証は通常通り1年ありますし、まともに購入するのがバカらしいくらいです。ただし、アウトレットの販売価格は変動しますので、8bit(管理人)のように「届いたその日に1万円値下げされていた」なんてことも・・・。あまりのタイミングの良さ(?)にちょっと凹みましたが、まぁ、それは置いといて。

結論から言って、これ、すごく良いです!

今まで8インチと10インチのWindowsタブレットを何台か使ってきましたが、10インチだと(タブレットとしては)大きすぎて重いので持ち出す気にならないし、じゃぁ結局8インチってことになっていました。8インチでも別に不自由しないのですが、この約1インチ大きい8.9インチのT90 Chiを見ると結構違うもんですね。大きさと重さはは8インチのタブレットとホトンド変わらず、画面だけ大きくなったような感じ。同じASUSのVivoTab Note 8と比べても幅(短辺)はほぼ変わらずに、長さ(長辺)が2cmほど長くなった程度です。どちらも解像度は1280x800のWXGAですが、T90 Chiの方がディスプレイパネルと中の液晶画面の隙間がグッと狭いことや、ガラス面のコーティングで指紋が付き難いことなど、画面の大きさだけでなくその見え方には大きな違いがありました。

ボディ自体も塗装や材質が・・・と言うこともありますが、何より薄いってことが高級感に寄与しているように思えます。VivoTab Note 8と違って、ガシガシとラフに使うってイメージじゃないですね。かと言ってケースなんかに入れちゃうと折角の軽さと薄さが台無しですし。ついつい大事に扱っちゃうって感じでしょうか。

解像度については前述の通り1280x800のWXGAです。画面が大きめなせいもあってか、8インチタブレットよりも全般的に見易いです。YOGA TabletのようにフルHDクラスの高解像度はこのクラスには(8bit的には)必要ないでしょう。確かに画面は精細で綺麗ですが、CPU(SOC)やメモリにかかる負担や輝度とバッテリーの確保、そしてデスクトップモードの時のタッチのし難さなど、使い勝手の面では高解像度はデメリットの方が大きいと感じています。特に画面の端や角の部分は、UI自体を拡大表示していても上手くタッチできませんし。

T90 Chiを使い始めてから、画面(タブレット)を横にして使うことが多くなりました。タブレット主体で使っていると、ついつい縦持ち(縦画面)してしまい、WEBなんかは画面が狭く感じちゃうのですが、これはキーボードが付いているからって言うのもあるのでしょうが、そうすると1280x800の解像度でも特に狭さを感じないんですね。

付属のキーボードは、Chiシリーズの中では一番プラスチック感が漂うパームレスト部分が無いこともあってか、質感はそれほど悪くはないです。確かに撓む(たわむ)ことは撓むのですが。キーボード裏のど真ん中にもう一個あの大きなゴム足が付いていれば解決しそうな気がします。補修パーツで売ってくれないかなぁ・・・。あとよく言われていますが、画面の角度がもう少し倒れてくれるといいですね。普段からノートPCでもタッチパッドを使っていない8bitにとっては、タッチパッドやポインターの必要性はあまりありませんでしたので、かえって余計なものが付いていない方がスッキリして良いですね。必要な時はBluetoothマウスを繋ぐか、TouchMousePointerなどのアプリを使用しています。

そんな訳でやっぱりT90 Chiは8bitにとってなかなかツボなWindowsタブレットでした。



0 件のコメント:

コメントを投稿