アマゾンで購入した自転車 DOPPELGANGER 560-GY DEUS が到着したので軽くレポートなど。
各所緩衝材やボール紙で養生されており、樹脂バンドで結束されていました。ボルトやナットが飛び出している部分にはプラスチックのカバーが取り付けてあります。リアタイヤは取り付け済みですが、フロントタイヤは外されてフレームに樹脂バンドで固定されていました。タイヤの付いていないフロントフォークにはプラスチック製のつっかえ棒のような部品が噛ませてあり、輸送中の外圧によってフロントフォークが変形しないよう配慮されています。
また、前後共タイヤには空気は入っていません。
その他小さなパーツや保安部品などの小物類、そして各説明書などがA4サイズくらいの段ボール箱にまとめて入っていました。
組み立ての為に部屋の中に段ボールごと持ちこみました。外で見た印象は「結構コンパクト」でしたが、管理人の住むワンルームマンションは部屋が狭いこともあって結構大変です。初期不良は商品到着後7日間と謳われており、返送の際にはこの段ボール箱が必要ですので、とりあえず期間内は処分することもできませんね。
早速組み立てに入りますが、組み立て説明書はA4のペラ紙1枚。それもモノクロのコピーで写真が全然見えません。メーカーサイトに組み立てマニュアルがアップされていますので、結局そちらを見ながらの作業となりました。
http://www.doppelganger.jp/om/assemble/assemble.php?p=560_gy
組み立てに必要な工具は六角レンチとスパナ代わりのスチールプレートが同梱されていますので、保安部品を取り付ける際に必要なプラスドライバーと空気入れがあればとりあえずなんとかなるでしょう。
組み立ては大きく分けて「前輪」「ハンドル」「サドル」「ペダル」の取り付けとなります。組みあがったらブレーキ周りの調整と変速機の調整を行います。管理人の車体はフロントブレーキに一部擦れとリアブレーキシューの片側がホイールに常に密着している状態でした。これらもメーカーサイトに調整の方法が掲載されていますので、確認しながら調整します。ちなみに変速機は調整の必要はないようでした。
http://www.doppelganger.jp/om/maintenance/maintenance.php
上記の通り組み立てから調整まで約1時間の作業となりました。
では軽く試乗してみます。
今まで乗っていた折り畳み自転車と比べ前傾がきつめです。パッと見ハンドルは10cm程度下がっているようですが、ハンドルは近く感じました。折り畳み自転車もシートを目いっぱい以上上げて軽く前傾ポジションだったのですが、こちらはきっちりスポーツ仕様な感じです。身長180cmの管理人には窮屈とまでは言いませんが結構コンパクトなポジションです。
1速スタートから試してみましたが、折り畳み自転車で平坦地でのスタートで使用する3速とあまり変わらないような気がしました。このDEUSシリーズはフロントに52T大径チェーンホイールを採用しているので、その影響もあるでしょう。5速くらいまではクロス気味で6、7速が若干ワイドになっているような感じでした。車体も安定していて、すぅ~っと加速してくれて気持ちがいいですね。
長い上り坂が結構大変でした。折り畳み自転車だと1速まで落とせば座ったままでもスイスイと登れたのですが、同じ1速で座ったままだとかなりキツイ。やはり折り畳み自転車の2速~3速を使っているような感じです。将来的にさらに大きい60Tのチェーンホイールを組んでみようかと思っていましたが諦めました。軽量化も兼ねて、同サイズのアルミのクランクに交換するだけにしておきます。
サスペンションも良く効いてくれています。特に前は歩道と車道の段差や路面のギャップ、排水溝の段差などをシュッっと吸収してくれます。ただ伸びきった時に底付きしているようなカツカツと言う音がしますが、動作には支障はないようです。リアもきちんと仕事してくれているようで、段差を越えた時でも不用意な突き上げ感などありませんでした。
速度計などありませんのでどのくらいスピードがでているのかは判りませんでしたが、長い下り坂で車と並走したときも安定感があり安心して走れました。こちらは路肩で路面のギャップも大きかったのですが、太めのタイヤと前後のサスペンションのお陰かハンドルがブレることもなく、とても気持ちよく走れました。
ブレーキは前がディスクで後ろがVブレーキです。ディスクブレーキはDEUSを購入する決め手の一つではありましたが、そもそも自転車経験も素人並みですので、制動能力云々については語れるものはありません。組み立て時には微妙に取り付けが曲がっているのか歪んでいるのか、ホイールを空転させると「シュッ・・・シュッ・・・」と一部だけ擦れている音が聞こえたのですが、それも上手く調整できたようです。リアブレーキは一般的なタイプですが、かなりギュッと効いてくれます。これはサスペンション効果もあって減速時に前荷重になるのもあるのでしょうが、ホイール自体にもブレーキが良く効くように切削加工されているとの事で、その恩恵も大きいのかもしれません。今回の試乗段階ではリアに比べてフロントのブレーキレバーの握りがちょっと深いので、もう少し軽く握って効くように調整したいと思います。
約10km程アップダウン含め走ってきましたが、概ね良好のようです。細かい調整はこれからボチボチとしていくつもりですが、もうあと何週間で雪も降ってくるでしょうし、冬場は気になるパーツを揃えてカスタムしてみようかとも思っています。
実は既に純正のリアのホイールカバーや簡易マッドガードなんかを注文済みなのですが、自転車本体を見る前に注文しちゃったので、実際微妙なパーツになってしまいそうで・・・
それはそれで、また別にエントリーしたいと思います。
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