2015年4月15日水曜日

Panasonic Let's Note CF-B11の無線LANカードを交換する

8bit(管理人)のPanasonic Let's Note CF-B11(以下CF-B11)は型番がCF-B11LWCTSというCore i5-3320M(2.6GHz Ivy Bridge)搭載の2012年秋冬モデルです。最近Windowsタブレットを使うことが多くなりBluetoothの便利さを覚えてしまったのですが、残念ながら8bitのCF-B11にはBluetoothが内蔵されていません。調べてみると直販サイトで販売されてた「ハイパフォーマンスモデル」と「プレミアムエディション」には内蔵されているようです。
たまたまサブマシン用の電源の入らなくなってしまったマザーボードに挿さっていたのがintel Dual Band Wireless-AC 7260という無線LANカードで、これにはBluetoothも内蔵されています。あぶなく部品取り用としてオク行きになるところでした。

CF-B11の分解作業については先のエントリー「Panasonic Let's Note CF-B11を分解しました」をご参照願います。
写真の真中辺りに見える2次元バーコードが無線LANカードで、miniPCIe接続となっています。
写真の左が元々挿さっていたintel Centrino Advanced-N 6205(802.11a/b/g/n)で、右がintel Dual Band Wireless-AC 7260(802.11ac/a/b/g/n+Bluetooth4.0)です。

インテルのドライバアップデートツールでも認識はされているようで、ドライバはインストールできました。
デバイスマネージャーを見てみると・・・なぜかBluetoothが見つかりません。
何でだろう?と調べてみたところ、8bitのCF-B11のminiPCIeソケットにはUSB結線がされていないのでは?という情報を見つけることができました。無線LANについては認識するが、もう一方の機能(今回の場合はBluetooth)は使用できないようです。うむ、残念。
よくよく調べてみると、Bluetoothを内蔵している「ハイパフォーマンスモデル」や「プレミアムエディション」はチップセットからして違うんですね。すっかり組み上げてしまったので、またバラして無線LANカードを元に戻すとなると眩暈がしてきました。しばらくそのままで使おうかと思います。
ちなみにAC7260の方は802.11ac対応で最大867Mbps対応との事です。N6205の方は300MbpsですのでAC72603倍弱早いと言うことになりますね。
残念ながら8bitの家のルーターは300Mbpsまでしか対応していませんけど・・・

2015年4月13日月曜日

Panasonic Let's Note CF-B11を分解しました

Panasonic Let's Note CF-B11を分解するにあたってネットで下調べをしたのですが、結局見つけることが出来なかったのでここにアップしておきます。筐体もほぼ同じでしょうから、CF-B10も同様に分解できると思います。
実はCF-B11を分解する前にネット上に情報があったCF-Y7を分解してみました。今回のCF-B11の分解作業は完全に手探り状態でしたが、Let's Noteシリーズの分解についての基本はどの機種についても共通のようです。

 まず、裏から見えるネジ全てを外します。
仕様表示シールのすぐ上に、ボディ同色のシールで塞がれた隠しネジが2本ありますので、こちらも外してしまいましょう。この2本のネジは光学ドライブを固定しているもので、外してしまえば光学ドライブを引き抜くことができます。
外したネジは位置関係が分かるようにしておきます。Let's Noteシリーズはとにかくネジが多く、長さも数種類あるので、間違いの無いようにするにはこの方法が一番でしょう。

裏側のネジを全部外したら次は表側です。
キーボード両脇のアンテナカバーを外します。裏からのネジは既に外してあるので、側面から隙間に薄いヘラなどを差し込んで煽れば「パキッ」と音がして外れるでしょう。左右2本ずつネジを外し、ディスプレイ側に見えている2本のネジも外します。
 キーボードは裏からのネジと両面テープで固定されています。ネジは既に外しているので、両面テープを剥がしながらキーボードを外します。手前側は爪がボディに入り込んでいるので、奥側(ディスプレイ側)から外します。写真のように薄いプラスチックのヘラなど(写真では期限の切れたクレジットカードを使用)でゆっくりと剥がしていきます。
 キーボードが外れるとフレキシブルケーブルの付け根の左側にネジが1本ありますのでこちらも外します。この小窓からフレキシブルケーブルを外すとキーボードが完全に分離します。
同様に小窓からスピーカーのケーブルが見えるのでこちらも外してしまいます。
そうするとマザーボードとボディ上面を繋ぐのはタッチパッドのフレキシブルケーブルのみとなります。こちらは手前側から開いてコネクタへアクセスすれば外すことができます。
ボディ上面を取り去った状態です。画面中央に見えるのは無線LANカード(miniPCIe接続)です。
これをBluetooth対応カードに交換すれば・・・?という 思惑があり、分解してみました。

無線LANカードの交換については、また別のエントリーと言うことで。