2015年2月17日火曜日

HITACHI Prius Note PCF-PN362B補完計画 その2

先日オクで入手した部品取り用のHITACHI Prius Note PCF-PN55N(写真奥側、以下PN55N)が週末届きました。結果から言うと「動作品」のレベルです。Windows XPでリカバリされており、一通りの動作は確認できました。ただし期待のバッテリーはPFC-PN362B(写真手前側、以下PN362B)に付け替えても充電できず、どちらの機体もオレンジランプの点滅などの挙動は同じことからバッテリーがダメとの判断を下しました。部品取り機であるPN55Nのマザーボード自体も問題なさそうですのでちょっと作戦を変更します。

その前に今回入手した部品取り機であるPN55Nの状態は以下の通り。

・天板に擦り傷が多め(PN362Bの方が圧倒的にきれい)
・パームレストの塗装の剥げ方が汚い(どっちにしろ剥げているんですけど程度の問題です)
・キーボードの一部が使用不可
・HDDはIDE100GB(なぜか富士通製)で一応正常
・メモリは512GB×1枚(空きスロット×1)
・無線LAN(a/b/g)カード内蔵
・ディスプレイ裏に無線LANアンテナ内蔵
・ディスプレイはキズやドット欠け等なく比較的きれい
・ボディの劣化(加水分解?含む)はPN362Bに比べて少ないと言うか下半身は比較的きれい
・ゴム足も全部揃っている(PN362Bは全部無くなっている)

とまぁ、こんなところ。

一通り分解して掃除しましたが、マザー載せ替えとかCPU換装などと考えるよりもPN55Nの方を活かしてPN362Bからパーツを調達する方が楽なように思えました。そこで・・・先ずはPN362Bのキーボードとメモリ、そしてHDDを55Nに移植します。Linux BeanをインストールしてあるHDD(160G)と正常なキーボードをPN362BからPN55Nに移します。そのまま起動してみると内蔵無線LANカードのドライバが入らず使えませんでした。ドライバ探すためにネットを徘徊していたところPN55NのCPU(Pentium M 750/1.86GHz)でWindows 7の動作報告が結構見つかったのをいいことに、このPN55NにもWindows 7をインストールしてみることにします。

Windows 7インストール直後は右の写真のような状態ですが、Windows Updateなどで勝手にインストールされて行き、結果としてディスプレイとモデムのドライバが当たらなかったくらい。そして比較的サクサクと動いてくれています。これなら不慣れなLinuxで面倒な設定をしながら使うよりもこのままWindows 7で良さそうな気がします。リモートデスクトップで別のPC(Windows 8.1)からの操作も確認しました。十分実用レベルですのでこの線で進めて行こうと思います。



ついでに内蔵の光学ドライブを取っ払ってしまって、代りに余っていたSATA接続のHDD(160GB)を写真の増設用マウンタを使って取り付けました。これでCドライブとDドライブそれぞれ160GB、計320GBの容量を使うことができます。DドライブのHDDはSATA接続なのですが、本体と増設用マウンタの接続はIDEです。速度的には実用上気になるほどでもありませんのでここは容量重視と言うことでいきたいと思います。

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